基礎認識

  • BASIS

商品の定義

 商品とは交換を目的とした財とサービス。

商品の開発

1.概念
  ①商品を開発すること。
   開発:自然や知識を利用して人間に有用なものを生み出す行為。
  ②語源:development → de(否定)+velop(包む)+ment(名詞)
              =包みを開く

2.開発の思い
  ①自分が商品を開発し、商品を使って価値を体験する。
  ②研究と集中によって専門化し、もっと良いものを造る。
  ③価値創造により利潤を創造し、利潤によって価値を創造する。

アイデア

1. アイデアの概念
   (新たに始める)物事の中核となる考え。着想。
   idea:ギリシア語のイデア(ιδεα)。見る(idein)に由来する。
      →ものの姿や形。

2. プラトンのイデア
   1)肉眼で見える形ではなく「魂の目」で洞察される純粋な形、つまり「ものごとの真の姿」や「ものごとの原型」である。
   2)philosophia(愛智)とは「死の練習」なのであり、真の philosopher(愛智者)は、できるかぎりその魂を身体から
     分離開放し、魂が純粋に魂自体においてあるように努力する者だとした。この愛智者の魂の知的対象が「イデア」である。
   3)philosophia(愛智)は哲学である。ソクラテスが実践したphilosophiaの目的は徳であるがプラトンは愛智の対象を存在
     の本質「イデア」を想定し、このイデアが永遠の実在と認識した。

3. アイデアの認識
   1)霊で見たものごとの本質。
   2)考え抜いて火の中に現れる姿。
   3)アイデアは商品の火の種、光の種である。

4. アイデア創出
   1)アイデアは商品の始まりである。
   2)顧客ニーズや競合他社の情報収集し、アイデアを出すことである。
   3)アイデアの形がコンセプトであり、アイデアの形を広げることがマーケティングである。

コンセプト

1. コンセプト
   概念である。
   語源 concept:con(共に、強意)+ cept(掴み取る)
      →共に掴み取る、しっかり掴み取る

2. 概念
   命題の要素である。
   事象から抽象化して共通特徴を表す思考と判断の基本単位である。
   内包(intenstion):ある概念が持つ共通的な性質。
             in (中へ)+tension (張る)
   外延(extension):具体的にどのようなものであるかを指す。
             ex (外へ)+tension (張る)

3. 命題
   判断を言語で表現することである。
   proposition:pro(前に)+ponere(置く)

4. 判断
   1)概念
    (1)考えを決めること。
    (2)真偽、善悪、美醜を見抜く。
   2)原理
     <正しい判断>
     真=真、偽=偽、善=善、悪=悪
     <誤った判断>
     真=偽、偽=真、善=悪、悪=善

商品の信頼性

1.概念
  信頼性:アイテムが与えられた条件、規定の期間中、要求された機能を果たすことができる性質。

2.試験内容
  ①品質試験
   1)性能(機能)試験
   2)安全性試験
   3)寿命試験
  ②環境試験
   ・温湿度試験
   ・電気的試験
   ・機械的試験
   ・負荷試験

3.故障
  信頼性の裏側は故障である。信頼性技術は故障技術とも言われる。
  故障を作り出す要因は3つある。
  1.製品にもともと潜在的に存在する内因。
  2.使用環境で加わる熱や湿度などの外的なストレス(外因)。
  3.時間的劣化。

Curve

4.商品の信頼性
  信頼性=性能×時間×環境

  • reliability

PSE

1.概念
  PSE:Product Safety Electrical appliance & materials
     製品  安全  電気   器具  と 材料  (電気器具と材料の製品安全)

  電気用品安全法:電気用品の安全性確保について定められている法律。
          法律の義務を履行している場合、PSEマークを表示できる。

2.目的
  電気用品による消費者に対する生命・身体的な危険や、障害の発生を防止する。

3.分類
  ①特定電気用品
   特に危険または障害の発生が多いと認められる電気用品。
   (ACアダプター、コンセント、電気便座、電気マッサージ器、高周波脱毛器など)
   登録検査機関による検査が義務付けられている。
  ②特定電気用品以外の電気用品
   自己確認が義務付けられている上記以外の電気用品。
   (テレビ、冷蔵庫、洗濯機、リチウムイオン蓄電池など)

PSE

技術

1.概念:科学を応用して自然の事物を改変、加工し、人間の生活に役立てる技。
     技は特定の目的を持ち、その目的を果たすための手段、手法であるが、術は体系的にまとめたものである。
     人の技は手から始めたから、手段、手法という。Technology
2.語源:古代ギリシアでは「テクネー」、ラテン語で「ars アルス」、フランス語「art アール」、英語「art アート」である。
      日本ではmechanical.artの訳語として西周が「技術」を用いた。
      テクノロジー、Technology。テクネー(技)とlogia(研究、学問)を合わしたもので、
      技術の概念が手法から頭脳に発展し、知識が手法から分離して進化している。
3.  体系:技術の要素には加工の対象である自然、人間の願望を表す目的、そして知識と精神がある。
       人間が願望を目的として実現するには、原理と技術は必ず通らなければならない道である。
4. 方向:商品の中に存在する技術は智慧の結晶であり、コアの価値である。技術への道が、光のある道である。
 
                                             2020年2月3日

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