基礎認識

  • BASIS

商品

1.商品の定義
  概念:交換を目的とした財とサービス。
     財は形あるもので、サービスは形のないものである。
  語源:commodity com+mod+ity 共通の型
     product pro+duct 前へ導く
  商品の形成:元来、人は必要なものを自ら生産し、自ら消費していた。
        そこで余剰物ができて、他のものと交換することになって商品が生まれた。
        生産の分業が進むにつれて、自給自足経済から商品経済に変わった。

2.財
  ①概念:人の需求を満たすもの。
   経済学ではさまざまな商品をまとめて財(goods)という。
  ②分類

zai

3.価値
  概念:商品の「良いという性質」を価値という。

4.利潤
   利潤=売り上げ−費用(コスト)
  「土地」「資本」「労働」を生産要素といい、これらを使用する場合は費用(コスト)が必要になる。

5.交換
  価値のやりとりを「交換」という。
  価値を生み出すことを「生産」といい、他者が生み出した価値を自分のものにすることを「消費」という。

商品開発

1.概念
  ①商品を開発すること。
   開発:自然や知識を利用して人間に有用なものを生み出す行為。
  ②語源:development → de(否定)+velop(包む)+ment(名詞)
              =包みを開く

2.開発の思い
  ①自分が商品を開発し、商品を使って価値を体験する。
  ②研究と集中によって専門化し、もっと良いものを造る。
  ③価値創造により利潤を創造し、利潤によって価値を創造する。

3.アイデア
  ①アイデアの概念
   (新たに始める)物事の中核となる考え。着想。
   idea:ギリシア語のイデア(ιδεα)。見る(idein)に由来する。
      →ものの姿や形。

  ②プラトンのイデア
   1)肉眼で見える形ではなく「魂の目」で洞察される純粋な形、つまり「ものごとの真の姿」や「ものごとの原型」である。
   2)philosophia(愛智)とは「死の練習」なのであり、真の philosopher(愛智者)は、できるかぎりその魂を身体から
     分離開放し、魂が純粋に魂自体においてあるように努力する者だとした。この愛智者の魂の知的対象が「イデア」である。
   3)philosophia(愛智)は哲学である。ソクラテスが実践したphilosophiaの目的は徳であるがプラトンは愛智の対象を存在
     の本質「イデア」を想定し、このイデアが永遠の実在と認識した。

  ③アイデアの認識
   1)霊で見たものごとの本質。
   2)考え抜いて火の中に現れる姿。
   3)アイデアは商品の火の種、光の種である。

  ④アイデア創出
   1)アイデアは商品の始まりである。
   2)顧客ニーズや競合他社の情報収集し、アイデアを出すことである。
   3)アイデアの形がコンセプトであり、アイデアの形を広げることがマーケティングである。

4.コンセプト
  ①コンセプト
   概念である。
   語源 concept:con(共に、強意)+ cept(掴み取る)
      →共に掴み取る、しっかり掴み取る

  ②概念
   命題の要素である。
   事象から抽象化して共通特徴を表す思考と判断の基本単位である。
   内包(intenstion):ある概念が持つ共通的な性質。
             in (中へ)+tension (張る)
   外延(extension):具体的にどのようなものであるかを指す。
             ex (外へ)+tension (張る)

  ③命題
   判断を言語で表現することである。
   proposition:pro(前に)+ponere(置く)

  ④判断
   1)概念
    (1)考えを決めること。
    (2)真偽、善悪、美醜を見抜く。
   2)原理
     <正しい判断>
     真=真、偽=偽、善=善、悪=悪
     <誤った判断>
     真=偽、偽=真、善=悪、悪=善

マーケティング

1.マーケット
  ①市場で売る。市場に出す。
   語源:mercatus 取引、売買、市場
  ②市場
   定期的に人が集まり商いを行う場所。
  ③商い
   売買。
  ④売買
   売主が目的物の財産権を買主に移転し、これに対してその代金を支払うことを内容とする契約。

2.マーケティング
  商人の活動により価値交換を広げること。

3.マーケティングの歴史
  M1.0 製品中心
  M2.0 消費者志向
  M3.0 価値主導
  M4.0 自己実現

4.マーケティングの本質
  価値交換である。

商品の信頼性

1.概念
  信頼性:アイテムが与えられた条件、規定の期間中、要求された機能を果たすことができる性質。

2.試験内容
  ①品質試験
   1)性能(機能)試験
   2)安全性試験
   3)寿命試験
  ②環境試験
   ・温湿度試験
   ・電気的試験
   ・機械的試験
   ・負荷試験

3.故障
  信頼性の裏側は故障である。信頼性技術は故障技術とも言われる。
  故障を作り出す要因は3つある。
  1.製品にもともと潜在的に存在する内因。
  2.使用環境で加わる熱や湿度などの外的なストレス(外因)。
  3.時間的劣化。

Curve

4.信頼性
  信頼性=性能×時間×環境

  • reliability

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